気温差と衛気


先日、猛暑と気温差に関する話をテレビで放送していました。
この話のポイントの一つは、人間が対応出来る温度差は7度以内だと説明していました。例えば室外の温度が33度の場合は、室内の温度を26以上に設定したほうがよいそうです。7度以上の温度差があると、自律神経の調節がうまくできず、体が冷えると感じ、体調が崩れる可能性が高まるそうです。

中医学では、体温を調節する主な役割に担っているものを「衛気」だと考えています。衛気が足りなかったり、働きが故障したりする場合、体温の調節がうまくできなくなります。

また毛穴の開閉の調節も故障する可能性が高く、上手に汗をかくことができなくなります。もともと衛気が不足している場合には、たとえ温度差が7度以内でも上記の症状が現れる可能性が高く、また風邪を引きやすく、冷え、肩こり、急に疲れる、急に体が重く感じる等の症状が見られます。

「衛気」を補いながら、調節の出来る漢方薬の代表方剤は「玉屏風散」(ぎょくへいふさん)です。


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About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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