瘀血と月経不順


中医基礎理論で「瘀血」は体内に停滞する血を指すとあります。
瘀血には三つの状態があり、①血液の運行が緩慢である ②血液が臓腑や経絡に停滞する ③排出されない経脈を離れた血(「離経(りけい)の血」という)の三つの状態があり、「瘀血」は病気の過程で生成される「病理生成物」であり、病を引き起こす「病因」でもあります。

また月経は気血と深く関与しますので、気血の調和がなされなければ瘀血が生じ、月経不順が生じます。特に月経過多は瘀血と関連し、その特徴は、経血量が多い、紫色や血塊が混ざる、腰或いは下腹部に痛み、舌は紫暗色を呈す等です。活血の方法で治療することが良いですが、中医のプロなら瘀血だけではなく、瘀血の原因を治療することを中心としています

月経過多の舌診

この写真は、紫色の斑があり、全体的に暗紅な色です。瘀血があるという舌象です。

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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