婦人科疾患で最も相談が多いのが「生理不順」だそうです。月経に対する悩みや不安を感じていない方はいないと言っても過言ではないと思います。
中医学では、病名診断が大切ですので、月経に関する病証は月経過多、月経過少、月経前期、月経後期、痛経、崩漏等などの診断をしてから、適切な漢方薬を選択します。
例えば、月経過多は、周期が正常で、毎回の月経の出血量が多いことを指します。月経過少とは、周期は正常で、毎回の月経の出血量が非常に少ないことを指します。
月経前期は、月経周期が7日間程度早く来朝し、月経後期は月経周期が7日間程度遅れて来朝します。
痛経とは、月経前後或いは月経中に、腰部や腹部などに痛みを伴います。
崩漏(ほうろう)は、月経の出血量が非常に多く、また月経がなかなか終わらず、出血が長びくことを指します。
中医学の治療手順では、それぞれ症状の違いによって病名を診断してから証候を診断して、治療方剤(漢方薬)を選びます。
病気の概念に対する理解の深さによって、診断と治療が適切なものになります。
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