中医学の学習


漢方薬を扱う方でも中医学の学習教科をご存じない方がいて、時々びっくりさせられることがあります。
中医学の学習教科は、先ず中医基礎理論・中医診断学・中薬学・方剤学・中医内科学の5教科を履修する必要があり、その上で更に古典などを学びます。
中医基礎理論は、陰陽五行、臓腑、病因病理の理論を生かして、正常な機能に異常が生じた場合にどのような症状が現れるか等を推測する能力を養う科目です。
例えば、脾虚の場合は疲れがみられるが、溏泄が現れないこともあります。何故なのか、脾のどの機能が故障すると、このような症状が見られるのか。何故脾虚の場合に腹痛とともに泄瀉がみられるか等、それらの病理結果を見つけるためには分析能力が必要です。
中医診断学は、症状の特徴から病理病因等を掴む学科です。例えば、目の充血に対して、肝陽上亢もあれば、肝火上炎もあります。また肺熱壅盛もあれば、腎陰虚もあります。それぞれの病理結果により目の充血という特徴もかわります。
従って、中医基礎理論と中医診断学の関係は補完的、分析方向性が正反対になります。
中医基礎理論は、皆さんお好きな学科ではないようですが、中医臨床を実践する上では、特に学習を積み重ねる必要があります。国際中医師アカデミーの学習システムには、その特徴を掴んでもらうために、多くの問題を用意しています。

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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