日本語は外来語が多く、また似た単語もあるので区別できないことがあります。
例えば、「ヘアブラシ」と「櫛」、これを中国語で翻訳すると同じ梳子(shuzi)といいます。日本の方にとっては問題にはなりませんが、私にとって違いが判らず苦労の一つでした。
中医学にも、似た現象が沢山あります。
専門用語では、類似語もあれば別名もあります。理解せず勝手な解釈で覚えてしまうと、弊害が大きいです。
例えば、疏泄の意味が理解できていない場合、肝鬱の意味を当然に理解できることはないでしょう。そうすると臨床で加味逍遙散を投与するか、四物湯を加えるか、逍遙散を投与するかの処方の選択に弁証論治の原則上の根拠がなくなります。製造メーカの品質のせいで効かないと思うなら、悲しいですね。
国際中医師アカデミーは、沢山の中医学の専門用語を深く理解していただく為に多くの練習問題を用意する理由に、櫛は櫛、ヘアブラシは櫛ではないというようなことが理解することが極めて重要だと考えています。
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