中医学を日本での普及の環境はそのプロの養成が先決です。
数年前、あるメーカにある漢方サプリメントのプランを提案しました。その会社は結構有名な食品メーカです。会社の開発責任者と数回で打ち合わせましたが、結局、漢方だから分からない理由で、プランを打ち消されました。
やめる理由について違和感がないが、中医学の市場がないことがわかったのです。中医学を認識していない市場にいくらいい商品を開発しても、売れないでしょうか。
このことで中医学を必ず普及しようと決心しました。
西洋医学の一辺倒の日本では、私は西洋医学がいいか、中医学がいいかという論争をしたくないです。ところが、患者の立場に立って考えてみると、西洋医学だけより中西医の両方の選択肢があったほうがいいではないでしょうか。
さて、患者さんに中医学の力を理解させるために、一番重要なことは、ずばり患者の病気を治せることはスタートラインが見えると思います。
この治す力をもつポロがたくさんいればいるほど、中医学の普及の土壌をどんどん出来上がり、中医学が皆さんの健康への貢献度が高くなると思います。
従って、中医学の普及のプロセスは以下のように考えています:
1、中医学の力でより多くの患者の苦痛を改善できるプロ中医師がたくさん育てること
2、中医学の弁証論治の普遍性を分かりやすく一般の方に説明すること
3、漢方薬の副作用が出た場合に、この薬自身の問題ではなく、この漢方薬を出す人のミスだよということを皆さんに理解してもらえる
今、中医薬学会聯合会は成立したばかりです。このプロセスの三段階のなかでまず第一番の仕事を精一杯でやり遂げるようにがんばります。
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