昨日の、NHK「ためしてガッテン」舌を見て100%危ない病気を見抜く法の放送は、とても楽しめました。
番組中に紹介された「地図状舌」「溝状舌」「黒毛舌」は病気ではないと小野文惠アナウンサーが説明していましたが、中医学の考えから少し補足したいと思います。
地図状舌では、胃気や胃陰の存亡や疾病の予後の判断に役立ち、溝状舌は裂紋舌(れつもんぜつ)といい、陰血虧損が考えられ、黒毛舌は、黴醤苔といい湿熱が長期間臓腑にあることを示して、改善しなければ、病気を引き起こしかねません。
注意して頂きたいのは、舌診では体のバランスの乱れた状態を観察することは出来ますが、「病名」の診断することが出来ません。従って、舌を診るだけで例えば「胃炎」などの病名を診断するのは、それはまるでクジに当たるか当たらないかのような話になってしまい、筋道から外れてしまいます。
自分で毎日観察し、舌がそれまでに見たことがない状態に変化すれば、それは病をひき起こすと考えて適切な診断を受けた方が良いと思います。
体の変化を見落とさないために「舌」を観察するのは、「未病先防」の有効な手立てです。

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