痛風の発症 腸の働きが影響か


今朝のNHKの番組で東京薬科大学・防衛医科大学校の研究を紹介していました。
「痛風は、尿酸と呼ばれる物質が体内にたまり、関節に激しい痛みを引き起こす病気で、患者は全国で80万人に上ると推定されています。……マウスの実験で、このたんぱく質を作り出す遺伝子の働きをなくしたところ、尿酸を排出する機能は腎臓では変わらなかった一方で、小腸や大腸で大きく低下することを確かめたとしています」ということです。
これは非常に興味深い研究です。中医学では、痛風は湿熱を中心とする病気として認識しています。つまり単純に利尿することだけでは、痛風に対する治療効果は薄く胃・腸の調節が重要であり、さらに「湿熱」は尿から排除するのではなく、大便で排泄すべきであると考えています。
私の共同研究者は、すでに脾胃の不調が主な原因とする研究成果が出しており、このような研究が進み、中医学の治療効果が立証される日が来るのが楽しみです。

 
国際中医師アカデミーとうぎ先生の【中医学日記】

    肺臓の経絡

About 国際中医師アカデミー

90年に日本へ来日して以来一人でも多くの方へ中医学の正しい知識を身につけて頂きたいという思いで普及活動を行って参りました。 日本中医薬連合会においては多くの国際中医師を輩出してきました。 この日本で優秀な漢方医がたくさん育つことが私の夢であります。 国際中医師アカデミー http://www.iatcm.com
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