
年度より始めた「中医臨床総合課程講座」のLive授業では、毎月様々な質問にお答えしています。
8月28日開催の授業にとても興味深い質問が寄せられましたので、紹介したいと思います。
それは、「陰陽両虚はあるが、陰陽両実はありますか?」というものです。
これを説明できれば、陰と陽に対する理解の程度も深いものだと思います。
陰陽には「相対的」という絶対的なルールがあり、陰陽の平衡を常に保つことができれば健康であり、陰陽の平衡が乱れ平衡を保つことができなければ病気を発生させます。陰と陽のどちらかが過ぎる或はどちらかが過少になるなどすると平衡を保つことができません。従って、陰陽両実は存在しないはずです。
また、陰陽には互根互用という概念があり、陰陽の「根」は同じで自分自身の精気がこれにあたります。この根は精気で、陰精と陽精の関係から陰陽両虚が生じることが多いのです。
中医学では、これらの基本的な概念に対する理解の浅深によってその後の臨床応用にも大きな差が生じます。
漢方の勉強は「国際中医師アカデミー」
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