
素問・生気通天論では、陽気者、精則養神、柔則養筋という名言が記載されています。
その中で、精と柔という意味が中々分からなかったのです。
古典の辞典を調べてみたら、びっくりしました。
精とは、そう当時に清という文字を代用する場合もあり、
柔とは、濃い、やわらかいなどの意味もあります。
そうすると、この原文の意味は
陽気のサラサラとした清い部分は心神を養うのです。
陽気の濃い部分は筋を養います。
心陽不足による動悸、不眠、不整脈、不安などの症状が見られる場合
よく桂枝竜骨牡蛎湯などを使用しています。
桂枝は軽く、発散、上に行くなどの陽の性質を持っています。
腎陽不足による腰のだるい、足の痛み、痙攣などの症状が見られる場合
よく八味地黄丸などを使用して治療を行います。
八味地黄丸は重い、陰に属する生薬が多いのです。
だから、同じ陽虚でも、内経の理論を勉強し、複雑の病態に対応できます。
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